ほんのよこみち なブログ

不登校とひきこもり→就労準備中の子を持つシングルマザーが、このくにで生きることを考えながら、本と好きなことを語ります。

不登校の子たちの居場所、適応指導教室の近頃のこと。

f:id:honno-yokomichi:20190713135229j:plain

ほんのよこみちです。

うちの下の子も、適応指導教室に通い始めて、3年半くらいになりました。

適応指導教室は、毎年先生がちょっとずつ変わっていきます。

なので、今年は去年と違う‥‥‥なんてこともあります。

 

で、今年の印象ですが。

 

だんだん、普通の学校っぽい方向にシフトしているかもしれない‥‥‥。

 

そもそも適応指導教室は、校長経験者の再雇用先である場合が多いです。

心理専門の若い先生もいらっしゃいますが、年配の先生たちは、大抵元校長先生です。

なぜ、子どもたちが適応指導教室に来るのか、ということは皆さん理解して下さっているんですが、どうも昔取った杵柄が出てくる傾向もあるようで……(^_^;)

 

今年は特に、その傾向が強いような気がします。

適応指導教室にも来れない子を「怠けてる」と、来ている他の子に言ったり。

通室時間を決めることを強要してきたり。

遮二無二、学校という枠におさめようとしている気がします。

 

もちろん、うちの子が中3で、週5日通う高校を目指しているから、というのもあるんでしょうけどね。

たっかい私立に通いたいっつってるんだから、そりゃ、通えなくなるのは大変だって思って下さっているんだと思いますよ。

でも、そこは義務とか強制とかじゃないんだよなぁ。

 

いかに楽しめるか。

学ぶということをプラスに捉えられるか。

すべての経験を糧にする貪欲さを持てるか。

学校に通う意義って、そういうことだと思うんですが。

 

学校で得られないものがあれば、別に学べる場所を探す。

メンターとなる人を探す。

卒業資格は、確かに所属の学校でしか取れないですが、学びの場は至るところにあります。

学校に行けなくても、イベントには参加する子っていますよね。

 

でも、学校の先生という職業に染まった人たちは、文科省の決めた指導内容以外を、なかなか学びと考えてくれません。

個別の体験を学びに結びつけていくのは、難しいのも事実です。

忙しい先生に、その余裕がないのもわかります。

わかるんですけどね。

家畜製造所になりかねないんです。

 

来春、うちの子も卒業します。

先生たちは、さぞかしホッとされるでしょうね、うるさい保護者から解放されて(^◇^;)

私もなるべく、先生たちに不快な思いをさせないように、面談等では、表現方法を選ぶようにはしているんですが。

でも、先生たちからすると、モンペらしいです。

うちの子の担当になるの嫌がってる感、伝わってくるし。

いわゆる学校的やりかたに反論したり、教育哲学を考えてたりする親って、先生のメンタルを、根こそぎ刈り取ってしまうようです。

まあ、昭和式教育を40年やってきた人たちに、NOを突き付けているようなもんですから、仕方ありません。

誰だって、あなたの人生は実は間違いだらけでした、ってやられたら、凹むわ、立ち直れないわ、壊れるわ。

だからって、もう学校というシステムが破綻していることは明らかなわけで。

先生たちにとっても、ブラック企業状態ですからね、学校って。

 

学習も、知識も、教養も、確かに大切です。

ネットで調べられる以上の、体系立てた学問の基礎は、学校で学ぶのが一番簡単な近道だと思います。

不登校の子を二人育てて、ホントそれは思います。

興味のある分野は、独学でどんどん学んでいけばいいと思いますが、その興味のきっかけを捕まえる部分で、やっぱり不登校していると、情報が限られてくる。

つまらない授業を聞くのは苦痛でしかありませんが、つまらないかどうかを判断する機会さえないのは、やっぱり閉ざされていると言わざるを得ません。

そして適応指導教室は、あくまで学校へ通わせるための訓練の場でしかないので、学校と同等の学びの機会はないんですね。

そこらへんが、お役所的忖度とでも言いましょうか。

適応指導教室は、どうしたって、学校の下に位置するんだろうなあ。

 

とは言っても、確かにタダで利用できる適応指導教室は魅力的です。

単純に、通うことで友だちはできますし。

家にずっといるより、社会性は身につくと思います。

コミュニケーションって「慣れ」ですからね。

調理実習や社会科見学などのイベントもありますし。

午前中は勉強することになっているので、それなりに勉強もします、自習であっても。

それでも、その適応指導教室が、合う子合わない子はいるわけで、うちも下の子は毎日通室していますが、上の子は全然合わなくて通いませんでした。

それは大人にとって、合う会社合わない会社があるのと、同じだと思います。

だから、仕方がない。

 

ちなみに、記事トップの写真は、下の子が適応指導教室の遠足で、撮ってきた写真です。

昨年だったかな、「海の方に行った」って楽しそうでした。

 

不登校になると確かに不利だし、金も余分にかかります。

チャンスがこんなに少なくなってしまって、いいの? とも思います、心配になります。

ただ、その分、自分の人生をちゃんと考えてくれれば、結果的にはプラスかなとも思うんですね。

子離れできなくて、いろいろ先回りして情報集めてしまう、ダメな母親ですが。

願いは「子どもが人生を楽しめること」なので。

ラク」ではない「楽しむこと」をどう生きるか、見守りたいところですね。

 

んでもって、親自身も人生を楽しむぞ~!

 

ありがとうございました。m(_ _)m