ほんのよこみち なブログ

不登校とひきこもりの子を持つシングルマザーが、このくにで生きることを考えながら、本と好きなことを語ります。

風邪をひいて思い出す、「自己管理」という言葉の棘

f:id:honno-yokomichi:20181109211210j:plain

こんにちは、ほんのよこみちです。

うっかり風邪をひいてしまいました。

原因が、ダイニングでうたた寝をしてしまったことなので、もうお恥ずかしい限りですね(^_^;)

 

 

風邪をひいて思い出すのが、「自己管理ができていない」と言われたことです。

家族だった人に。

うちは、実家の父親も、私が体調不良になると機嫌が悪くなる人でした。

なので、具合が悪くなると、体調もしんどいプラス心が辛い……という感じでした。

大人になって、家族となった人にも同様のことを言われたときは、単純にしっかりしなきゃと思いました。

思いつつ、多分、心のどこかで、腹が立っていたんでしょうね。

しんどいときくらい、優しくしてくれたっていいじゃないか? と。

 

 

だから、私の中で、ずっとどす黒い感情が渦巻いていたのでしょう。

当時、小学生だった上の子に、私は無意識に言っていました。

「しんどいって、自己管理できてないよ」と。

悪魔ですね。

子どもの世話を焼きつつ、当たり前のように看病される子どもに、理不尽さを感じていたのでしょう。

私は、具合悪いと、怒られていたのに!

これが、いじめと虐待の心理なんですね。

 

 

さすがに今は「自己管理ができていない」とは言いません。

むしろ上の子自身が「自分は自己管理ができていない」と言っています。

親の罪ですね。

こうして虐待は連鎖していくし、子どもは子どもで自分を傷つけ続けているんですね。

 

 

私自身が「自己管理」という言葉の棘から脱却できたのは、自分自身の心の奥の願望と向き合えたからです。

それは「しんどいときに父親からいたわって欲しかった」とか「家族だった人にも、もっと大事にされたかった」とか。

決してもう手に入らないものですが。

手に入らないと理解することも、諦めることも、行為としてはしんどいことですが、それを経ることで、手に入るものもあるのですね。

 

 

このくにでは、何かと「自己責任」という言葉も飛び交いますが、棘さ加減でいうと、同じだと思います。

ひょっとして、他人様の「自己責任」が気になる人は、ご自身がいろんな場面で「自己責任」で追い詰められているのかもしれません。

ご本人のせいではない、運に左右されたに過ぎないんですけどね。

 

 

運が悪かった、と言っても、誰かが銀のスプーンを配ってくれるわけではありません。

でも、自分が誰かにスプーンを提示することはできます。

安っぽい、心もとない匙かもしれませんが……。

 

 

自分を否定し続ける我が子を、肯定し続けられる親でありたいと思っています。

 

 

政治談議になると、白熱して、子どもを論破しちゃったりするんですけどね(;´Д`)