ほんのよこみち なブログ

不登校とひきこもりの子を持つシングルマザーが、このくにで生きることを考えながら、本と好きなことを語ります。

ひきこもりの息子を家から追い出す、ということを提案されて大いに悩む

こんにちは、ほんのよこみちです。

今日、不登校の子のための進路説明会があり、参加してきました。

といっても、大がかりな会ではなく、こじんまりとした会なんですが。

講師に見えた先生は、私立の通信制高校の先生です。(先日の記事の学校の先生ではありません)

 

honno-yokomichi.hatenablog.com

 

で、ですね。

本題の不登校中学生の進路の話より、上のひきこもりの息子のことで、考え込んでしまいました。

 

 

学校の先生なので、当然といえば当然なのですが、18歳を過ぎたひきこもりの子を、家で安心して過ごさせてはいけない、とおっしゃられました。

え〜と、ひきこもり対象の本とか、精神科医さんの講演とかですと、安心して過ごさせることの大事さが訴えられてまして……。

その辺をお聞きしたところ、「DV等で傷ついている子には、家での安心感が必要だけれど、元気になったら、精神科病棟に2年ほど入院させるなどして、家から出す必要がある」とのこと。

え〜っと、え〜っと……そ、それは無理では?

 

 

すみません、まず、私自身が、他人からそんなの強要されたら嫌ですね(>_<)

親にそんなこと言われたら、もう二度と人間を信じないでしょう。

それが息子のため、と言われても、自分が嫌なことはやりたくないなぁ……。

 

 

次に、ひきこもりの子が、ひきこもっている状態で、果たして元気になるという日が来るのか?

語弊のある言い方ですみません。

え〜っと、ひきこもりの子は、自分がひきこもっている状態が良いとは思っていないので、ひきこもりながら自分を苦しめているようなんですね。

なので、ひきこもっている限り、元気というわけにはいかない。

元気が出てくれば、ネトゲ仲間のオフ会に行ったり、自分で何か行動しようとします。

 

 

ただ、外に遊びに行くのと違い、就職とかバイトとかはハードルが高い。

それはもう、ちょっと考えたらわかりますよね?

専業主婦が再就職しようとするのも、難しいじゃないですか。

まず、ブランクが何故あるのか、その間何をしていたのか、もう嫌になる程聞かれます。

傷ついてひきこもっている間に、更にコミュニケーションの能力・機会が奪われますので、バイト申し込みの電話をかけることすら怖くて出来なくなる。

 

 

最終的には、親は先に死んでいくわけですから、本人の自立は必要です。

ただね〜。無闇に放り出すと、そこで親子の縁は切れてしまいかねないですから、ホームレスを増やすだけかもしれない……などと不安視してしまうわけですよ。

日本でホームレスが少ないのは、ひきこもりが多いからで。

だから治安も良いわけで。

我が子が野垂れ死にするくらいなら、ひきこもりの方がマシだと思っちゃうし。

だって、生きていてくれるだけでいいんですよ、我が子なんて。

出世しなくったって、本人が幸せならそれでいい。

 

 

ここで大いなる矛盾が発生するんですけどね。

ひきこもりでいることが、必ずしも本人の心からの幸福に結びついているかどうか怪しいのに、追い出すことをしなくていいのか。

いや、まあ、自立しろとは、日常挨拶のように言ってますけどね。

でも、施設入院とかいう強硬手段は、自分がされたら嫌だからしたくないなぁ……。

ひきこもりの子にも人権ありますしね。

拉致監禁は嫌だなぁ。

私だったら、絶対親を殺したくなる。

だって、個人として尊重してないってことになるので。

 

 

甘い、のかもしれません。

ただ、私は自分が嫌なことは、全部ぶった切って生きてきたので、納得できないことはできません。

まずは、子どもたちに向き合うことだと思っているし。

こうすれば元気になる、なんて方程式は、本当は存在しないと思ってます。

子育てって、工業じゃなく農業だから。

他で成功したやり方が、通用するかもしれないけれど、通用しないかもしれない。

だって、環境も条件も本人の素質も、みんな違うから。

 

 

難しいですね。

今日講師に来て下さった先生の学校、昨年見学にも行かせていただいて、授業とかすごく不登校の子向きで、今すぐ通わせたい!って思うくらいなんですけど。

多分、私が感じた以上の、深い理念がおありなんでしょうけど、それは私には理解できません。

 

 

ま、本人に任せるしかないんですけどね〜(^_^;)