ほんのよこみち なブログ

不登校とひきこもりの子を持つシングルマザーが、このくにで生きることを考えながら、本と好きなことを語ります。

『友だち幻想』を布団の中で読む

『友だち幻想』を、げほげほしながら布団の中で読みました。

……ってすっごく不健康そうな行為ですね(苦笑)

この本は、家族が読むかな~と思って買ったんですけど、結局私が読みました。

 

 

私はわりとマイペースな人間なので、同調圧力に苦しむということがよくわかりませんでした。

この本を読むと、私などは近代の形成期にみられる社会的類型ならしく、要するに化石か干物ってことね⁉

化石でも干物でもない、現代のぴちぴちした人たち(←化石語だろ?)は、皆さん苦しまれてるんですね。

 

 

この本では、みんな仲良くなんて幻想だとおっしゃってます。

これは、いいトシをした大人としては、ショックでした。

どの子にもいいところがあるんだから、そこを認めればいい……というのも、幻想扱いです。

私、自分が苦手な子にも絶対いいところはある!とか、この子の親から見たら可愛い我が子なんだ!とか、そういう視点で苦手な子を見るようにしてました、子どものころ。

嫌なガキですね~。

別に仲良くべったりしようという気はさらさらなかったんですが、まあ同じクラスになったんだから、クラス運営に支障が出ないようにすればいいや、くらいのクールな感じで(苦笑)

クソガキですね~(苦笑)

 

 

この本で語られている、自分と違う他者との並存性を模索してたってことにしてもいいですか⁉(ずうずうしいにもほどがある‼)

 

 

まあ、人間関係なんて、大人になっても悩みは尽きないし、「悪口を言わないで」とか言うと言論封鎖になりそうだし、考え方、感じ方も、人それぞれ違うし、気の合う人や話の合う人なんて、ほんっとに少数なんだなあとは思います。

「普通はこうよね」なんて言っても意味ないってわかっているのに、つい言っちゃう(苦笑)

大人になれば、それでも、いろんな地域・年代・環境で生きてきた人たちと出会うので、まだ逃げ場があったりするんですが、学校はきついよなあ~。

 

 

なので、この本は、今の若者にも、昔の若者にもおすすめです。

 

 

都会で生きてると、結構、一人でもなんとか生きていけたりしますが、やっぱりそれだけじゃ寂しいです。

私は、ごたごたして離婚したので、周囲にかける迷惑を考えて、新たに友だちを作らないように生きてきましたが、やっぱり味気ないです。

だから、やっぱり若い人たちには、楽しい人生を送ってもらいたいですね。

いえ、私も十分楽しんでますけど(笑)

 

 

幸せは人が運んでくるって、どこかのビジネス書にもありました。

人間関係って、辛いことばかりじゃないと思うんですよ。

友だち100人できるかな~♪ じゃなくって、知り合い100人でいいじゃないですか。

そのうちの何人かと、仲良くできれば。

 

 

巻末にある、コミュニケーション阻害語は、結構、私も使っていたりします、要注意です。

10年前の本なのでアレですが、他に「死ねば?」とかもありましたよね。

数年前、コンビニで、男子学生2人組の会話に、普通に出てきたのでびっくりしました。

言葉には言霊が宿るので、やっぱりそこは気をつけたいです。

間違っても、仕事で端末がフリーズして「うわっ、くそ端末っ!」などと言ってはいけません(自戒)

 

 

友だち幻想 (ちくまプリマー新書)